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「庭の水やり用に雨水タンクを置きたいけど、補助金があるって本当?」
本当です。雨水タンクの設置に補助金を出している市があります。大雨のときに下水道や川へ一気に流れ込む雨水を減らす、浸水対策(治水)が目的です。
ただし落とし穴があります。名古屋市・豊田市・安城市では、どれも「先に買ってレシートで申請」は通らない仕組みです。お住まいの市でも、買う前の申請から始めてください。
名古屋市・豊田市・安城市、そして雨水活用の先進地・東京の墨田区。4市区の公式ページを2026年7月4日に照合した実例で見ていきます。
買う前に知っておく鉄則3つ【早見図解】

なぜ雨水タンクに補助金が出るのか
- 目的は水やりの節約ではなく浸水対策(治水)です。各家庭が雨を一時的に貯めると、下水道と川に一気に流れ込む雨水が減り、街全体の浸水リスクが下がります
- だから名古屋市の案内には「大雨が予想される前にはタンクを空にしてください」と書かれています。市にとっては「空のタンク」こそが防災設備なんです
- 散水・洗車・災害時のトイレ用水はおまけの利点。この「街の治水に協力する」建て付けを知っておくと、条件(容量の下限・維持管理義務)の意味が理解しやすくなります
実例4市区の比較【2026年7月4日・公式照合済み】
| 自治体 | 補助率と上限 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 名古屋市 | 設置費の3分の2(1基あたり上限30,000円) | 市販品で80L以上・建物1棟につき1基。浸透雨水ます(上限25,000円・1筆4基)も別枠あり |
| 豊田市 | 設置経費の2分の1。容量別上限:100〜300L未満30,000円/300〜1,000L未満50,000円/1,000L以上60,000円 | 年度につき1人1回・交付決定まで約2週間・設置後7年間の維持管理(誓約書) |
| 安城市 | 工事費の2分の1。100〜200L未満は上限18,000円/200L以上は25,000円 | 2基まで。浸透ます等との組み合わせ上限15万円。下水道接続で不要になる浄化槽を雨水タンクに転用する別補助もあり |
| 墨田区(東京) | 本体価格+設置経費の2分の1(上限50,000円) | 4市区で最も手厚い水準。消費税・配送費・ポイント分は対象外。浸透ます等の別枠もあり。「まちに小さなダムを」を掲げる雨水活用の先進地 |
※各自治体公式サイトを2026年7月4日に照合。年度・予算状況で変わるため、申請前に必ず公式ページでご確認ください。
お住まいの市の制度は、「市の名前+雨水タンク 補助」で検索して公式サイト(lg.jpなど)を開くのが確実です。制度名は「雨水貯留浸透施設補助」「雨水流出抑制施設助成」など市によって呼び方が違います。
申請の流れと注意点
- ①市のページで受付状況を確認:先着順・予算が尽きたら年度途中でも終了です
- ②申請書を提出→交付決定を待つ:豊田市は約2週間。この間に買ってはいけません
- ③交付決定後に購入・設置→完了報告:領収書が必要なので保管を。名古屋市は送料が設置費に含まれない、ポイント割引後の金額で計算、といった細かいルールもあります
- タンク本体はホームセンターや通販で数千円〜数万円。比較表の4市区は補助率が2分の1〜3分の2なので、上限の範囲内なら補助を使うと実質半額以下になります
設置はDIYでできる?
- 市販の雨水タンクは雨樋(あまどい)に分岐用の部品(集水器)を割り込ませて、ホースでタンクにつなぐのが基本構造。説明書どおりに進めれば、DIYに慣れた方なら対応できる範囲です
- ただし雨樋は、切断の寸法を間違えて切りすぎると戻せません。不安なら外構業者や便利屋への依頼も現実的で、市によっては工事費も補助対象に含まれます
- 注意点がひとつ。雨樋が古くて割れかけている家は、タンクより先に雨樋の修理です(雨樋の修理費用と火災保険の記事)
- 満水時のタンクは200Lなら約200kg。地面が沈まない平らな場所に置き、転倒防止の固定まで説明書どおりに
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よくある質問
賃貸や集合住宅でも使えますか?
市によっては、建物や土地の所有者(または所有予定者)が対象です。名古屋市は「維持管理を行う方」が条件で、販売目的の物件は対象外。賃貸にお住まいの方は大家さん名義での申請になるか、市に確認してください。
どのくらいの容量を選べばいいですか?
容量は、置き場所に収まる大きさで選びます。ただし市の下限条件(80Lや100L)を下回ると補助対象外になるので、先に条件を確認してから容量を決めるのが正解です。
ボウフラ(蚊)がわきませんか?
フタや網が付いた製品なら、蚊の入り口をふさげます。それでも半年に一度は中を空にして掃除すると安心です。名古屋市も定期的な点検・清掃を求めています。
まとめ
- 雨水タンクは補助を出している市がある。目的は治水(浸水対策)
- 買う前に申請・交付決定を待ってから購入。名古屋・豊田・安城はどれもこの順番
- 名古屋2/3(上限3万円)・豊田1/2(最大6万円)・安城1/2(2基まで)・墨田1/2(上限5万円)など市で条件が違う
- 容量の下限と先着順に注意。年度の早いうちに動く
- 雨樋が傷んでいる家はタンクより先に雨樋の修理を
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