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実家の屋根に、もう何年も使っていない太陽熱温水器が載ったままになっていませんか。
結論から言うと、使っていないなら下ろしたほうがいい設備です。費用の目安は、下ろしやすい場所なら3〜8万円前後、2階の屋根で足場が必要だと10万円を超えることもあります。
大工をしていた頃、古い温水器まわりの屋根を何度も見ました。怖いのは本体より取り付け部の劣化と、外した後の穴の処理です。放置のリスクと、見積もりでだまされないための確認点を、元大工のおさむが業者ではない中立の立場で解説します。
放置のリスク4つ【早見】

1980〜90年代に普及した太陽熱温水器は、そろそろ設置から30年を超えるものが多くなっています。使っていなくても、屋根の上では劣化が進んでいます。
なぜ「使っていないのに載せたまま」が危ないのか
- 重さ:本体の中に水が残ったままだと、かなりの重量が屋根の一部分にかかり続けます。瓦の割れや屋根のたわみの原因になります
- 雨漏り:屋根に金具を固定した部分や配管の貫通部は、防水の弱点です。年数がたつとここから水が入ります。雨漏りしてから原因を探すと、たいてい行き着くのがこの取り付け部です
- 落下・飛散:架台(支えの金具)がサビて弱ると、台風でパネルがずれたり飛んだりします。ご近所への被害になれば話が大きくなります
- 手放すときのマイナス:実家や空き家を売る・解体するとき、載ったままだと査定や解体見積もりに響きます。実家をどうするか考え始めた方は、屋根の上も忘れずに
撤去費用の目安
- 下ろしやすい場所(平屋・作業しやすい屋根):3〜8万円前後が目安です
- 2階の屋根で足場が必要な場合:10万円を超えることがあります。足場代が本体の撤去費より高くつくケースもあります
- 本体の運搬・処分費が含まれているかは業者により違います。見積もりの内訳で確認してください
※メーカーや設置状況で幅があります。金額そのものより、次の3点が見積もりに入っているかのほうが大事です。
見積もりで確認する3点

元大工として一番言いたいのは②です。金具を外した後の屋根には、ボルト穴や瓦のズレが必ず残ります。ここを塞がずに「下ろして終わり」にされると、数年後に雨漏りとして返ってきます。
「撤去後の屋根の補修はどこまでやりますか?」と聞いてください。この質問に具体的に答えられる業者は、屋根が分かっている業者です。
安く済ませるコツ|屋根工事と同時が正解
- 屋根塗装・葺き替え・カバー工法と同時に頼むと、足場代を1回にまとめられます。葺き替えとカバー工法の比較も参考に
- 撤去だけを単発で頼むより、屋根の点検・工事とセットで相見積もりを取るほうが、屋根の穴の処理まで含めて比較できます
- 撤去だけに使える補助金は基本的にありません。リフォーム工事と同時なら、工事側が補助対象になる場合があります
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よくある質問
まだ使えている場合も下ろすべきですか?
現役で使っていて水漏れや不調がなければ、急いで下ろす必要はありません。ただ架台や取り付け部の点検は、屋根の点検と一緒に数年おきに見てもらうと安心です。
自分で下ろせますか?
やめてください。高所で重量物を扱う作業で、瓦を踏み割るリスクもあります。落下すれば命に関わりますし、外した後の屋根の処理も素人では難しい部分です。
メーカーに頼めますか?
メーカーや設置した代理店が撤去を受けている場合もあります。連絡先が分かるなら聞いてみる価値はあります。分からない場合は、屋根工事業者やリフォーム業者で対応できます。
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まとめ
- 使っていない太陽熱温水器は重さ・雨漏り・落下・売却時マイナスの4リスク
- 費用は3〜8万円前後、足場が必要なら10万円超も。処分費・足場代の内訳を確認
- 一番大事なのは外した後の屋根の穴・瓦の補修まで込みか
- 屋根工事と同時に頼むと足場代がまとまって得
この記事は特定の業者を勧めるものではありません。実家の屋根を思い出すきっかけに使ってください。
【参考・出典】各屋根工事・撤去業者の公開料金の目安/太陽熱温水器の設置・撤去に関する業者公開情報


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