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「畳に緑のカビが!どうやって取ればいい?カビキラー使っていい?」
先に応急処置を言うと、消毒用エタノール(アルコール)を布に含ませて拭き、しっかり乾かす。これだけです。水拭き・重曹・塩素系(カビキラー等)は畳にはNG。
ただ、本題はそこではありません。「なぜ生えたか」を直さないと、来年また同じ場所に生えます。畳を扱ってきた元大工のおさむが、応急処置から再発の断ち方まで解説します。
応急処置と再発の断ち方【早見】

応急処置の正しい手順
- ①窓を開けて換気し、マスクをつける(胞子を吸わない・舞わせない)
- ②消毒用エタノールを布にスプレーして、畳の目に沿ってやさしく拭く。ゴシゴシこすると胞子を畳の奥に押し込みます
- ③乾いた布で水分を取り、扇風機やドライヤーの冷風でしっかり乾燥。カビ退治は「殺す」より「乾かす」が本体です
- やってはいけない:水拭き(水分を足すだけ)・重曹(い草が黄変)・塩素系漂白剤(変色と傷み)・掃除機で吸うだけ(排気で胞子が舞う)
正直な話|新しい畳ほどカビやすい
意外かもしれませんが、カビが生えやすいのは新品〜数年の青い畳です。新しいい草は水分をよく吸って呼吸しているためで、新築や表替え直後の梅雨にカビた=欠陥ではありません。逆に10年物の畳に急にカビが出たら、畳でなく部屋か床下の環境が変わったサインです。
なぜ生えたか|3系統で見分ける
- ①生活環境:換気不足・布団の敷きっぱなし・家具やラグの密着・加湿器や洗濯物の部屋干し。いちばん多い原因で、対策は0円です
- ②部屋の構造:北側の部屋・窓の結露がセットなら、部屋自体が結露体質。断熱の記事の領域です
- ③床下からの湿気:畳の裏側までカビている・部屋全体がカビ臭いなら床下を疑います。この場合、畳を新調しても必ず再発します。床下の湿気対策の記事で0円の通気口確認から
「替えるか」の判定
- 表面のうっすら緑〜白カビ:エタノール処置で復帰OK
- 黒カビが点々・拭いても跡と臭いが残る:畳表の奥まで菌糸が入った状態。表替え(1畳5千〜1.5万円)の判定です(畳の張り替えの記事)
- 畳を上げたら裏側までカビ:張り替えの前に床下の調査が先。順番を間違えると出費が二重になります
再発防止5つ(0円中心)
- 週1回、窓を開けて風を通す(対角の窓2ヶ所で通り道を作る)
- 布団は毎朝上げる。敷きっぱなしは畳カビの最大戦犯です
- 大きな家具・ラグの下にすのこや隙間を作る
- 梅雨はエアコンのドライを1日1回。除湿機でも可
- 梅雨入り前に一度エタノール拭きしておくと予防になります
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よくある質問
赤ちゃんやペットがいる部屋でエタノールを使って大丈夫?
乾けば残留の心配はほぼありませんが、作業中は換気し、乾くまで部屋に入れないでください。まず目立たない隅で試して変色しないか確認を。
畳のクリーニング業者に頼むといくら?
カビ除去・乾燥で1畳あたり数千円〜が目安です。ただし業者でも「原因」までは直せません。再発の環境を直すのはあなたにしかできない0円の仕事です。
フローリングにリフォームすればカビは出ませんか?
畳のカビは消えますが、原因が床下や結露なら、今度は床材の下でカビが進みます。先に原因、が結論です。洋室化を考えるなら和室→洋室の記事へ。
まとめ
- 応急処置はエタノール+乾拭き+乾燥。水・重曹・塩素系はNG
- 新しい畳のカビは仕様の範囲。慌てない
- 再発は生活環境・部屋の構造・床下の3系統で原因を特定
- 裏までカビたら床下調査が先。畳だけ替えると二重出費に
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