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「ブロック塀を撤去した後、フェンスじゃなくて生垣にしたら補助金はある?」
あります。しかも意外と知られていませんが、「ブロック塀→生垣」への建て替えは、新しく生垣を作るより手厚い市が多いんです。大田区なら新規1万円/mのところ、塀の撤去を伴うと1.6万円/m。仙台市は生垣の設置費と塀の撤去費の両方に助成が出ます。
大田区・仙台市の公式情報を2026年7月3日に照合した実例と、生垣とフェンスの正直な比較まで、元大工のおさむが解説します。
仕組みの全体像【早見】

なぜ生垣に補助金が出るのか
- 街の緑を増やす(緑化)のが第一の目的。そこに地震で危ないブロック塀を減らす安全対策が重なって、「塀→生垣」の建て替えを特に後押しする形になっています
- 夏の照り返しをやわらげる暑さ対策として位置づける市もあります
- つまりブロック塀の撤去を考えている人にとって、生垣化は撤去補助と緑化助成の合わせ技が狙える選択肢です(塀の撤去補助そのものはブロック塀撤去の記事へ)
実例【2026年7月3日・公式照合済み】
| 自治体 | 助成の内容 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 大田区 | 新規の生垣:1mにつき1万円以内/ブロック塀撤去を伴う場合:1mにつき1.6万円以内(最大50m・実費が上限) | 完成時の樹高90cm以上・連続2m以上 |
| 仙台市 | 設置費の2分の1か「樹木1本×2,500円」の低い方(上限15万円)+塀の撤去に1㎡あたり4,000円(上限15万円) | 植栽時の樹高60cm以上・総延長5m以上・1mに2本以上・道路から見える位置 |
※各自治体公式サイトを2026年7月3日に照合。年度・予算で変わるため、申請前に必ず公式ページでご確認ください。
制度名は「生垣造成助成」「緑化助成」「生け垣設置奨励」など市によってバラバラです。「市の名前+生垣 助成」で公式サイト(lg.jpなど)を検索するのが確実。ブロック塀の撤去と生け垣設置をセットで奨励する市(埼玉県熊谷市など)もあります。
使う時の注意3つ
- ①着工前の申請が絶対:大田区は着工の1ヶ月前ごろから事前相談、仙台市は着手3週間前までの申請です。植えてからでは1円も出ません(もらえない理由の記事)
- ②「道路に面した側」「高さ・長さ・本数」の条件を先に確認。庭の中の植栽は対象外です
- ③自分で植えると対象外の市が多い:業者施工と領収書が前提の制度がほとんどです。DIYで植えたい人は、先に市へ確認を
正直な比較|生垣とフェンス、どっちにする?
- フェンスの強み:メンテナンスがほぼ不要。工期も短い。防犯センサーやポストとの組み合わせも簡単です(フェンス設置費用の記事)
- 生垣の強み:夏の照り返しと目隠しの柔らかさ、街並みへのなじみ。そして補助金はフェンスより生垣のほうが手厚い市が多いです
- 正直な注意点:生垣は年1〜2回の剪定と、水やり・虫の管理が一生ついてきます。手入れを苦にしない人向きです。「植えたはいいが数年で枯らしてボサボサ」になっている家を、現場でも売り場でもたくさん見てきました
- 私の答えは「手入れを楽しめるなら生垣、無理なら迷わずフェンス」です。補助金のために苦手な手入れを背負うのは本末転倒です
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よくある質問
どんな木を植えればいいですか?
市が推奨樹種のリストを出していることが多いので、まずそれを確認してください。一般には、一年中葉がある常緑樹が目隠しの定番です。地域の気候に合う木は、見積もりの時に植木屋さん・外構業者に率直に聞くのが早いです。
剪定の費用はどのくらいかかりますか?
自分でやれば刈込バサミ代くらいですが、業者に頼むと生垣の長さ・高さ次第で変わります。「植えて終わり」ではなく年1〜2回の維持費まで含めてフェンスと比べてください。
生垣の一部だけ枯れたら助成金は返すのですか?
多くの市で「一定期間の維持管理」が条件になっており、故意に撤去すると返還を求められる場合があります。枯れた場合の扱いは市によるので、申請時に確認しておくと安心です。
まとめ
- 「ブロック塀→生垣」は新規造成より手厚い(大田区1.6万円/m など)
- 撤去と設置の両方に出る市がある(仙台は設置1/2+撤去4,000円/㎡)
- 着工前申請・道路側・業者施工が三大条件
- 手入れを楽しめるなら生垣、無理ならフェンスが正解。補助金は決め手でなく後押し
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