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「屋根の点検で、”カバー工法か葺き替え”と言われた。どっちが正解?」
結論、安く早く済ませたいならカバー工法(80〜120万円前後)、確実に長持ちさせたいなら葺き替え(100〜200万円前後)。ただし大事なのは値段より、あなたの屋根がどっちに”向いているか”です。カバーできない屋根に無理にカバーを勧める業者もいます。今の屋根材と傷み具合での見分け方を、元大工のおさむが中立の立場で解説します。
比較の早見

カバー工法・葺き替えとは(ざっくり)
- カバー工法(重ね葺き):今の屋根の上に、新しい軽い屋根材(金属)をかぶせる。古い屋根を撤去しないぶん、安く・早く・廃材が少ない
- 葺き替え:古い屋根を全部はがして、下地から新しくする。費用も工期もかかるが、どんな屋根でも対応でき、下地から直せる
あなたの屋根はどっち?|見分け方
- スレート(コロニアル)で下地が健全 → カバー工法が向く。金属屋根を重ねて軽く仕上げられます
- 瓦屋根 → 葺き替え(またはふき直し)。瓦は重く、上に重ねるカバーは不向きです
- アスベストを含む古いスレート → カバー工法が有利。はがすと高額な撤去・処分費がかかるので、上からかぶせて封じ込める選択が現実的
- すでに雨漏りしている・下地(野地板)が腐っている → 葺き替え一択。下地を直さずカバーしても、中で腐り続けます
費用と工期の違い
- カバー工法:80〜120万円前後/工期3〜7日(30坪目安・足場別)
- 葺き替え:100〜200万円前後/工期1〜2週間(撤去・下地補修を含む)
- どちらも足場(15〜20万円前後)が必要。外壁塗装と同時なら足場代を1回にまとめられます
「カバーできない屋根」に注意
安くなるカバー工法ですが、瓦屋根・下地が傷んだ屋根・すでに2回葺いた屋根にはできません。それなのに「カバーで安くできますよ」と勧めてくる業者には注意してください。あなたの屋根材と、屋根裏(下地)の状態を見てから提案する業者が信頼できます。判断に迷う被害は屋根のまとめから症状別に確認できます。
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よくある質問
カバー工法の寿命はどれくらいですか?
かぶせる金属屋根(ガルバリウム等)で30年前後が目安です。ただし下地が古いままなので、下地の寿命が来たら結局は葺き替えになります。今の下地の状態しだいです。
カバー工法だと屋根が重くなって地震に不利では?
金属屋根は軽いので、スレートに金属をカバーする程度なら重量増はわずかです。一方、瓦の上に重ねるのは重くなりすぎるので不可。だから瓦は葺き替えが基本です。
どちらが得か、値段だけで決めていいですか?
いいえ。下地が傷んでいるのに安いカバーを選ぶと、数年で雨漏りが再発し、かえって高くつきます。値段でなく「屋根の状態に合っているか」で選んでください。
まとめ
- 安く早く=カバー工法/確実に長持ち=葺き替え。でも決め手は屋根の状態
- スレート健全→カバー可/瓦→葺き替え/雨漏り・下地腐り→葺き替え一択
- アスベスト屋根はカバーが有利(撤去費を避けられる)
- カバーできない屋根に安さで勧める業者は注意。両方の見積もりを取る
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