屋根のコケ・藻の除去費用|洗浄か塗り替えか、見分けを元大工が中立解説

コケと藻が生えた住宅の屋根。屋根のコケ除去費用と洗浄か塗り替えかの見分けを元大工が中立解説 屋根・雨漏りの補助金

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「屋根が緑や黒っぽくコケだらけ。洗えばいい?それとも塗り替え?」

結論、表面のコケなら高圧洗浄(数万円)、しつこい生物汚れならバイオ洗浄(7.5〜15万円前後)で落とせます。ただし大事なのは、コケが生えること自体が「塗膜(塗装の防水・防藻の膜)が切れたサイン」だということ。洗うだけだと、また生えます。洗浄で済むのか、塗り替えの時期なのか。元大工のおさむが中立の立場で見分け方を解説します。

費用の目安【早見】

屋根のコケ除去費用の早見:高圧洗浄 数万円・バイオ洗浄7.5〜15万円・塗り替え(根本)50〜90万円。洗うだけだとまた生える

なぜコケが生えるのか|塗り替えのサイン

新しい塗装には水をはじき、コケや藻の繁殖を抑える膜があります。この膜が年数で切れると、屋根が水を含みやすくなり、北面・日陰・築10年前後からコケが出てくるのが定番です。

  • コケは屋根に水分を溜め込み、屋根材の劣化を早める。見た目だけの問題ではありません
  • 高圧洗浄で落としても、塗膜が切れていればまた生える。根本は塗り替えです
  • 触ると白い粉がつく(チョーキング)なら、塗り替えの時期が来ているサイン

対処の見分け方

屋根のコケの状態別の対処:表面にうっすら緑は高圧洗浄、黒ずみ再発はバイオ洗浄、白い粉チョーキングは塗り替え、反り欠けはカバー/葺き替え

コケの程度で、やるべきことが変わります。

DIYは危険|屋根に登らない

  • 屋根の上は濡れたコケで非常に滑りやすく、転落事故が多い。高所のDIYはやめてください
  • 家庭用高圧洗浄機を強く当てると、スレートの表面を削って逆に傷めることがあります
  • 塩素系の薬剤は、下の植栽や外壁を傷める。地上から手の届く範囲の確認までにして、あとはプロに

火災保険は使える?

コケ・藻は経年劣化なので、火災保険の対象外です。「屋根のコケ、火災保険で無料で洗えます」と言ってくる業者は、経年劣化を災害と偽らせる手口の可能性があり注意してください(見分け方は屋根修理の詐欺の記事と同じ)。

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(※「コケがひどい。洗浄だけで足りるか、塗り替えの時期か、理由つきで見てほしい」と伝えると確実です)

よくある質問

コケを放置するとどうなりますか?

屋根が水を含みやすくなり、屋根材のひび割れ・反り、下地の劣化が早まります。塗り替えのサインを放置すると、やがて塗装では済まずカバー工法や葺き替えが必要になり、費用が跳ね上がります。

高圧洗浄で洗うだけでいいですか?

塗膜がまだ生きていれば洗浄だけでOKですが、チョーキングが出ている・築10年以上なら、洗浄後に塗り替えまでやるのが結局お得です。洗って終わりだと、数年でまたコケが戻ります。

コケ取り剤を撒くだけでは?

市販のコケ取り剤は一時的には効きますが、塗膜が切れている根本は解決しません。屋根の上で撒くのは転落の危険もあるため、おすすめしません。

まとめ

  • コケ除去は高圧洗浄(数万円)〜バイオ洗浄(7.5〜15万)。でも根本は塗り替え
  • コケ=塗膜が切れたサイン。洗うだけだとまた生える
  • チョーキング(白い粉)も出ていれば塗り替えの時期
  • コケは経年劣化=火災保険は対象外。「無料で洗える」の煽りに注意

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