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「築古アパートの鉄骨階段にサビが目立ってきた。業者に見せたら”交換で200万”と言われたが、本当にそこまで要る?」
結論から言うと、多くは塗装での延命(10〜30万円前後)で足りるケースが多いです。交換が必要なのは踏板に穴・手すりの根元がボロボロ・上ると揺れるまで進んだ場合。費用の目安は塗装10〜30万/部分交換30〜80万/全交換80〜200万円前後と幅があります。
大家さんにとっては、入居者の安全(踏み抜き事故)と、業者の交換ゴリ押しの見分けの両方が大事です。現場で築古の鉄骨階段を数多く見てきた元大工のおさむが、業者ではない中立の立場で解説します。
費用の目安【早見】

- サビ落とし+塗装(延命):10〜30万円前後|表面のサビ・塗膜の劣化ならまずこれ
- 踏板・ささら桁の部分交換:30〜80万円前後|サビ穴・腐食が一部に出た段階
- 全交換:80〜200万円前後|広範囲の腐食・傾き・グラつきがある場合
※階段の大きさ・サビの進み具合で大きく変わります。「まず塗装で延命」の案と「交換」の案を両方出してもらうと、無駄な交換を避けられます。
なぜ鉄骨階段はサビるのか
- 屋外で雨ざらし。屋根のある廊下より階段は雨風を直接受けます
- 溶接部・ボルトの継ぎ目・裏側から先にサビる。表がきれいでも裏で進んでいることが多い
- 海の近くは潮風で一気に進む。同じ築年数でも立地でサビ方がまるで違います
だから点検は踏板の裏・手すりの根元・段の付け根を見るのがコツ。ここが要注意です。
塗装で延命か、交換か|見分け方
- 表面のサビ・塗装の色あせだけ → 塗装で延命(サビ落とし=ケレンを丁寧にやれば十分持ちます)
- 踏板を踏むとフワッとする・小さな穴・手すりがグラつく → 部分交換の域
- 階段全体が傾く・広範囲に穴 → 全交換。ここまで来ると安全が優先です
注意したいのは、表面のサビだけで「危ないから全交換」と急がせる業者。サビは”落として塗る”のが基本で、いきなり交換ありきの見積もりは、必ず別の業者にも見せてください。
放置は「大家の責任」になる
鉄骨階段のサビ放置は美観だけの問題ではありません。踏板が抜けて入居者がケガをすれば、所有者(大家)の管理責任が問われます。命に関わる箇所なので、「まだ大丈夫」で先送りにしないのが結局いちばん安く、安全です。表面のうちに塗装で止めるのが得策です。
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よくある質問
鉄骨階段の耐用年数はどれくらいですか?
塗装でこまめに手入れすれば30年以上持つこともあります。逆に塗り替えを放置するとサビが構造まで進み、20年ほどで交換になることも。定期的な塗装が寿命を大きく延ばすのがこの階段の特徴です。
自分(大家)でサビ止めを塗れますか?
手が届く手すりの表面くらいなら可能ですが、踏板の裏や段の付け根はケレン(サビ落とし)が肝で、そこが甘いとすぐ再発します。入居者が使う構造物なので、本格的な補修はプロに任せるのが安全です。
修理費用は経費(修繕費)にできますか?
一般に、原状回復・延命の塗装は修繕費、価値を高める全面交換は資本的支出として扱いが分かれます。金額と内容で判断が変わるので、詳しくは税理士や税務署に確認してください(ここは断定を避けます)。
まとめ
- 鉄骨階段のサビはまず塗装で延命(10〜30万)が基本。いきなり交換ありきは疑う
- 交換域は踏板の穴・手すりのグラつき・傾きが出てから
- 裏側・溶接部・根元からサビるので点検はそこを見る
- 放置は入居者のケガ=大家の責任。表面のうちに止めるのが安く安全
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