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「外壁にひびを見つけた。これってヤバい?すぐ直すべき?」
結論から言うと、ひびは「太さ」で危険度が決まります。目安は0.3mm=名刺がわずかに差し込める太さ。それより細いヘアクラックなら慌てなくて大丈夫、太い・深い・基礎から続くひびは動くべきひびです。
元大工のおさむが、見分け方から費用まで売り込みなしで解説します。
危険度の見分け方【早見】

ひびの正体は3種類
- ①ヘアクラック(髪の毛より細い):塗膜(塗装の膜)の乾燥収縮によるひび。壁材まで達していないことが多く、緊急性は低い。次の塗り替えでまとめて直すのが合理的です
- ②0.3mm超・深さのあるひび:壁材まで届き、雨水の入口になります。放置すると中の防水紙や下地が傷むルート(サイディングの記事で書いた「下地に水が回る」の入口です)
- ③基礎から続く・階段状・左右で段差のあるひび:地盤や構造の動きのサイン。壁の補修より先に専門家の調査です(基礎のひび割れの記事)
測り方は簡単|名刺と写真
- 名刺(厚さ約0.2〜0.3mm)がわずかに入るかどうかが現場でも使う簡易判定です
- ひびの横にコインや名刺を添えて写真を撮っておくと、大きさの記録になり、業者への相談が一気に速くなります
- 同じひびを季節を変えて撮ると「動いているひびか」が分かります。動くひびは要注意です
補修の工法と費用
- シーリング充填:ひびに防水材を詰める基本の補修。部分補修で1〜5万円前後
- Vカット補修(ひびを一度V字に削ってから樹脂を充填する工法):深いひび向け。数万〜10万円前後
- 広範囲・高所:足場(15〜20万円前後)が要るので、外壁塗装と同時にやるのが鉄則です。ひび補修は塗装工事の下地処理に含まれます(外壁塗装の相場の記事)
DIYの線引き
- DIY可:手が届く範囲のヘアクラックに、ホームセンターの変成シリコン系の補修材を薄く。応急としては十分です
- DIY注意:太いひびに表面だけコーキングを盛ると、水の出口まで塞いで内部に水を溜めることがあります。深いひびは診断してから
- ひび割れの「上から塗るだけ」のDIY塗装は隠すだけになりがち。外壁塗装DIYの記事の線引きも参考に
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よくある質問
築3年でひびが出ました。施工不良ですか?
一概には言えません。乾燥収縮のヘアクラックは新しい家でも出ます。ただし新築10年以内は、構造や雨水侵入に関わる欠陥に「契約不適合責任・瑕疵保険」が使える場合があります。まず建てた会社に写真を送って相談を。
地震のあとにひびが増えました。火災保険は使えますか?
地震が原因のひびは火災保険でなく「地震保険」の領域です(加入している場合)。台風の飛来物などによる破損なら火災保険の対象になる場合があります。原因ごとに窓口が違う点に注意してください。
モルタル壁とサイディング壁でひびの意味は違いますか?
違います。モルタル(塗り壁)はヘアクラックが出やすい素材で、細いひびは想定内。サイディングは板そのものが割れている場合、水の侵入が早いので、同じ太さでも一段階早めの対応が安全です。
まとめ
- 危険度は太さ0.3mm(名刺)を境に判断。細い=次の塗装で、太い=充填補修
- 基礎から続く・階段状のひびは構造のサイン。壁より先に調査
- 費用は部分1〜10万円前後。高所は塗装と同時で足場を使い回す
- 写真は名刺を添えて・季節を変えて撮ると診断が速い
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