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「基礎にひび割れを見つけた。うちは大丈夫?」
まず落ち着いてください。基礎表面の細いひびの多くは、表面の化粧モルタルのひびで、ただちに危険なものではありません。一方で、放置してはいけない危険なひびもあります。
この記事では、元大工で中立の立場のおさむが、様子見でよいひびと危険なひびの見分け方、補修の費用を正直にまとめます。
様子見でよいひび・危険なひび

- 髪の毛ほどの細く浅いひび(ヘアクラック):基礎の表面はモルタルで化粧されていることが多く、その表面層の乾燥収縮によるひびはよくあるもの。写真を撮って幅が広がらないか様子見でOKなことが多いです
- 幅が広い(目安0.3mm以上)・深いひび:構造部分に達している可能性。専門家の調査を
- 横方向に長く走るひび:力のかかり方に問題があるサインのことがあり、縦より要注意
- サビ汁がにじむひび:中の鉄筋が錆びて膨張している恐れ。早めに調査してください
幅の目安は、シャープペンの芯(0.3mm)が入るかどうかがわかりやすい基準です。
補修の方法と費用の目安
- 表面の被覆・シール処理:軽微なひび向け。数万円程度〜
- エポキシ樹脂の注入:ひびの内部まで樹脂を充填する定番工法。1箇所あたり数万円〜、範囲により10〜30万円程度
- Uカットシール工法:ひびを一度カットして充填する、動きのあるひび向けの工法
※深刻な構造補強(アンダーピニング等)が必要なケースはまれで、その場合は地盤調査とセットの話になります。
「基礎のひび=建て替え」と煽る業者に注意
点検商法の定番ネタが、床下・基礎です。「このままだと家が傾く」「今すぐ工事を」と不安をあおって高額契約に持ち込む手口が報告されています。
ひびの写真を撮って、自分で選んだ業者や住宅診断(ホームインスペクション)に見てもらうのが正解です。悪徳業者の手口の記事もあわせてどうぞ。
調査と補修は分けて考えると損しない
「調べる人」と「直す人」が同じだと、工事を大きくする方向に話が流れがちです。心配なひびは第三者の住宅診断で状態を把握 → 補修は相見積もりの順番が、いちばん冷静に判断できます。
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よくある質問
新築なのに基礎にひびがあります。欠陥ですか?
表面のヘアクラックは新しい家でも起こります。ただし気になる場合は写真を撮って売主・施工会社に確認を。保証期間内なら対応してもらえる場合があります。
地震のあとにひびが増えました。保険は使えますか?
地震によるひびは火災保険ではなく地震保険の領域です。加入していれば、被害の写真を残して保険会社に連絡してください。
まとめ
- 細く浅いひびは表面モルタルのことが多く、様子見でOKな場合が多い
- 幅0.3mm以上・横走り・サビ汁は専門調査を
- 「即建て替え」と煽る訪問業者に乗らない。調査と補修は分ける
- 補修は数万円〜。工法と価格を相見積もりで比較


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