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「実家がくみ取りのまま」「浄化槽の家に下水道が来たけど、つながないとダメ?いくらかかる?」
先に全体像を言うと、あなたの家が「下水道が来ている区域」か「来ない区域」かで、やること・使える補助金が全く違います。そして浄化槽からの切り替えは15〜30万円程度が工事会社の公開相場の中心で、補助金や無利息の貸付を用意している市が多いです。
この記事は水戸市・船橋市・浜松市の公式情報を2026年7月3日に照合して書いています。配管工事そのものは私の専門ではないので、ここは公式情報の正確な整理に徹して、元大工のおさむが解説します。
全体像【早見】

まず確認|自分の家は「下水道区域」かどうか
- 確認先は市の下水道課(上下水道局)。「自分の住所が下水道の処理区域か」を電話一本で教えてくれます。下水道が使えるようになると「供用開始」の通知が届きます
- 下水道が来ている区域なら、この後の「接続・切り替え」の話。来ていない区域なら「合併処理浄化槽への転換」の話になります
知っておくべき義務の話
- 下水道が使えるようになった区域では、汚水を下水道に流すための排水設備の設置が下水道法で求められます。浄化槽の家も接続が原則です
- くみ取り便所は、供用開始から3年以内に水洗トイレへ改造する義務が法律で定められています
- 単独処理浄化槽(トイレの水だけ処理する古いタイプ)は2001年から新設が禁止されており、国も自治体も合併処理浄化槽か下水道への転換を後押ししています
- 「今すぐ罰金」という運用は一般的ではありませんが、市から接続のお願いや勧告が来ますし、売却や相続の時に「未接続の家」は確実にマイナスになります
費用の目安(工事会社の公開相場)
- 浄化槽から下水道へ:総額15万〜30万円程度が中心。内訳は接続工事10〜20万円+浄化槽の清掃2〜4万円+撤去3〜7万円
- くみ取りから下水道へ:水洗トイレの設置まで含むので60万〜100万円程度。切り替え工事+トイレ本体+内装・配管+便槽の埋め戻しという構成です
- 金額は下水道本管までの距離と、浄化槽・便槽の位置で大きく動きます。敷地の奥にあると配管が長くなり高くなります
- 解体の現場では、昔の便槽の埋め戻し跡がよく出てきます。清掃・消毒して砂でしっかり充填してあれば問題ありませんが、雑な埋め方だと後で地盤が沈むので、見積もりに「清掃・消毒・充填」が入っているか確認してください
補助金・貸付の実例【2026年7月3日・公式照合済み】
| 市 | 制度の型 | 内容 |
|---|---|---|
| 水戸市 | 補助 | 切替工事費の1/2・上限5万円。浄化槽の撤去・処分費も対象。通常「供用開始3年以内」の条件を令和9年度まで緩和中 |
| 船橋市 | 無利息貸付 | くみ取りの水洗化50万円以内・浄化槽の廃止35万円以内を無利息・40ヶ月分割で貸付(着工前申請・保証人必要) |
| 浜松市 | 浄化槽転換の補助(下水道が来ない区域) | くみ取り・単独浄化槽→合併処理浄化槽への転換で5人槽なら設置費33万円+宅内配管費33.2万円(計66.2万円)。予算がなくなり次第終了 |
※各市公式サイトを2026年7月3日に照合。年度・予算で変わるため、申請前に必ず市の公式ページでご確認ください。
型はこの3つがほぼ全国共通です。「市の名前+下水道 切替 補助」または「+浄化槽 補助金」で公式サイト(lg.jp)を確認してください。そして全国共通の鉄則は「工事の契約前に申請」です(補助金がもらえない理由の記事)。
工事は「市の指定工事店」にしか頼めません
下水道につなぐ排水設備工事は、市が指定した「指定工事店(指定排水設備工事事業者)」しか施工できない決まりです。市のサイトに一覧が公開されているので、その中から2〜3社に相見積もりを取ってください。
知らない業者が「下水道の接続工事をやりませんか」と訪問してきても、まず指定工事店かどうかを市の一覧で確認。リストにない業者はその場で断ってOKです。
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よくある質問
つながないとどうなりますか?
市から接続のお願い・勧告が来ます。それでも罰則が即座に来る運用はまれですが、浄化槽の維持費(保守点検・清掃・法定検査で年数万円)はずっとかかり続けます。長く住むなら、補助金があるうちに切り替えるほうが合理的です。
浄化槽は撤去しないとだめ?埋めたままでもいい?
清掃・消毒したうえで砂などを充填する「埋め戻し」が認められるのが一般的です(撤去より安い)。ただし将来その場所に建物や駐車場を作るなら撤去が無難。市の指導と見積もりの両方で確認してください。
「受益者負担金」という請求が来ました。何ですか?
下水道が整備された区域の土地所有者が、整備費用の一部を一度だけ負担する制度で、工事費とは別物です。金額や分割方法は市で違うので、通知書の窓口に確認を。詐欺と間違えやすいですが、市からの正式な通知なら実在の制度です。
まとめ
- まず「下水道が来ている区域か」を市に確認。来ていれば接続、来ていなければ合併処理浄化槽への転換
- 費用は浄化槽からなら15〜30万円、くみ取りからなら60万円〜が公開相場の中心
- 補助・無利息貸付の市が多い。契約前申請が鉄則
- 工事は市の指定工事店のみ。一覧から相見積もりを
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