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「洗濯物と花粉対策にサンルームを後付けしたい。いくらかかる?」
先に目安です。本体+工事で50万〜150万円が中心帯。簡易タイプの「テラス囲い」なら30万円台からあります。
ただ、この工事には業者があまり言いたがらない3つの盲点(固定資産税・建ぺい率・雨漏り)があります。元大工のおさむが、売り込みなしで正直に解説します。
費用と盲点【早見】

「サンルーム」と「テラス囲い」は別物|価格が倍違う理由
- テラス囲い(30万円台〜):既存のテラス屋根にパネルを付けた簡易な囲い。気密・水密は「雨や花粉をおおむね防ぐ」レベル。洗濯物干しが目的なら、これで足りる家が多いです
- サンルーム(50万〜150万円):基礎から作る部屋に近い増築。気密・断熱・強度が上がるぶん、価格も工期も上がります
- カタログでは同じ「サンルーム」と呼ばれがちなので、見積もりでは「どちらの商品グレードか」を必ず確認してください
業者が言いたがらない3つの盲点
盲点① 固定資産税が上がるのが原則
屋根と三方の囲いがあり基礎に固定された増築は、家屋として床面積に算入され、固定資産税の課税対象になるのが原則です。「バレなければ…」という情報も見かけますが、未申告のまま後から発覚すると気まずいだけでなく、売却時の登記との食い違いにもつながります。設置前に市の資産税課へ確認するのが正解です。
盲点② 建ぺい率オーバー=違法建築のリスク
サンルームは建築面積に算入されます。敷地に余裕がない家だと、後付けで建ぺい率(敷地に対する建物面積の上限)をオーバーし、違法建築状態になることがあります。違法状態は住宅ローンの借り換えや売却で不利に働きます。10平米を超える増築は建築確認が原則必要(防火・準防火地域は面積を問わず必要)なので、契約前に業者へ「確認申請は要りますか」と聞いてください。答えが曖昧な業者は避けるのが安全です。
盲点③ 雨漏りの入口になりやすい「取り合い」
大工の目線でいちばん気になるのがここです。サンルームは既存の外壁に部材を打ち付けて接続する=外壁に穴を開ける工事です。この接続部(取り合い)の防水処理が甘いと、数年後に外壁内部へ水が回って雨漏りになります。しかも外壁塗装のとき、サンルームが付いた面は施工しづらく割高になりがち。外壁塗装の予定があるなら、塗装を先に済ませてからサンルームを付ける順番がおすすめです。
向く人・向かない人|正直に
- 向く:花粉・PM2.5の時期の洗濯物/共働きで夜干し・雨の日干し/ペットの日向ぼっこスペース
- 向かない・期待とズレやすい:「部屋を増やしたい」(夏は暑く冬は結露しやすいのがガラス空間の宿命。居室化には断熱の追加投資が必要)/日当たりの悪い面への設置
- 目的が洗濯物だけなら、テラス囲い+除湿機や浴室乾燥の組み合わせと費用比較する価値があります。浴室乾燥機の後付けの記事も参考に
費用を抑えるコツ
- 目的をはっきりさせてグレードを選ぶ(洗濯物→テラス囲いで十分なことが多い)
- 2〜3社の相見積もり。同じメーカー商品でも施工店で1〜2割違うのは普通です
- 基礎工事・電気工事・網戸やカーテンレールなどのオプションが本体価格に含まれているかを内訳で確認
▶ 外構・エクステリア専門の一括見積もりで比べる
外構専門業者にサンルームの見積もりを聞く※サンルーム・テラス囲いの施工を専門にしている業者だけで比較できます。
外壁塗装など他の工事も一緒に相談したいなら、一般のリフォーム一括見積もりも選べます。
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よくある質問
2階のベランダにも後付けできますか?
商品はありますが、ベランダの防水と構造(重さに耐えられるか)の確認が先です。1階より難易度が上がるので、現地調査で構造を見てくれる業者に頼んでください。
DIYキットで安くできませんか?
物置程度の簡易品ならDIYもありますが、外壁に接続するタイプのDIYは雨漏りリスクが高くおすすめしません。失敗すると外壁の補修費のほうが高くつきます。
火災保険の対象になりますか?
建物に固定された増築部分は保険会社への申告で建物の一部として扱われるのが一般的です。設置したら保険会社に連絡して、補償内容を確認してください。
まとめ
- 費用はテラス囲い30万円台〜・サンルーム50〜150万円が目安
- 盲点は固定資産税・建ぺい率・雨漏り(取り合い)の3つ。契約前に市と業者へ確認
- 外壁塗装の予定があるなら塗装が先
- 目的が洗濯物ならテラス囲いや浴室乾燥との比較で無駄なく
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