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「駐車場のコンクリート打ち、1台分で25万円の見積もり。これって高い?」
先に相場です。乗用車1台分(約15平米)で15〜30万円前後、平米あたり1〜1.5万円が中心帯。つまり25万円は相場の範囲内ですが、内訳を見ないと妥当かは判断できません。
元大工のおさむが、見えない「下」で品質が決まる土間コンクリートの、見積もりの見方を解説します。
見積もりの見方【早見】

内訳4点|どこにお金がかかっているか
- ①掘削・残土処分:地面を掘って土を運び出す費用。残土処分は意外と高く、見積もり差が出やすい項目です
- ②砕石の路盤:コンクリの下に敷いて締め固める石の層。ここの施工が土間コンの寿命を決めます(見えなくなる部分ほど大事、は家と同じです)
- ③ワイヤーメッシュ:コンクリの中に入れる鉄の網。ひび割れを抑える骨です
- ④生コン打設・仕上げ:乗用車用なら厚さ10cm前後が標準。表面を押さえる左官仕上げの手間も含まれます
「高い?」の判定法|3ステップ
- ①平米単価に直す:総額÷面積。1〜1.5万円/平米の帯に入っているかをまず見る
- ②帯から外れたら現場条件を聞く:残土が多い・重機やミキサー車が入れない・水勾配の作り直しなどがあれば高くなるのは正常です。理由を説明できるかが業者の誠実さ
- ③安すぎる方をむしろ疑う:厚さ8cm未満・メッシュ省略・路盤の手抜きは数年でひび割れ・沈みが出ます。安い理由も聞いてください
ひび割れの正直な話
先に言っておくと、コンクリートは乾燥収縮で必ず細いひびが入る素材です。だからプロは伸縮目地(コンクリを区切る溝や板)を入れて、ひびをわざと目地に誘導します。1台分を目地なしで一枚打ちにした見積もりは、その点も確認を。髪の毛程度のひび(ヘアクラック)は仕様の範囲、段差や広がるひびは施工の問題です。
アスファルト・砂利との比較
- コンクリート:初期費用は一番高いが、耐久と手入れの少なさで長期は有利
- アスファルト:平米単価は安めだが、個人宅の小面積は請ける業者が少なく、結局割高になることも
- 砂利:数万円で済む代わりに、轍(わだち)・雑草・掃除と付き合うことに。外構の後悔の記事でも駐車場まわりは定番の後悔ポイントです
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よくある質問
車はいつから乗り入れできますか?
夏場で3〜4日、冬場は1週間程度が目安です(人が歩くのは翌日から可が一般的)。ここを急がせると強度が出ないので、工期には余裕を。
DIYでできませんか?
おすすめしません。生コンは固まり始めるまでの時間勝負で、1台分の量を素人が均すのはほぼ不可能です。失敗したコンクリの撤去費は、最初に頼むより高くつきます。砂利敷きまでならDIY圏内です。
勾配はどれくらい必要ですか?
雨水を流すために2%前後(1mで2cm)の水勾配を付けるのが一般的です。既存の排水の位置で勾配の向きが決まるので、見積もり時に「水はどこへ流すか」を確認してください。
まとめ
- 相場は1台分15〜30万円・平米1〜1.5万円の帯で判定
- 品質は見えない下(路盤・厚み・メッシュ)で決まる。安すぎを疑う
- 細いひびは仕様の範囲。伸縮目地の計画を確認
- 内訳ありの相見積もり+外構工事とまとめ発注が得
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