リフォーム中は留守にしていい?立ち会いたい4つの場面と、留守にするときの約束を元大工が整理

業者選び・費用相場

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リフォームの工事中、ずっと家にいないといけないのか。共働きだと、毎日休むわけにもいきません。

先に答えを書くと、工事のあいだずっと家にいなければならない、という法律の決まりはありません。留守にしながら進める家もあります。会社のほうで在宅をお願いしている場合もあるので、そこは最初に確かめておきます。

ただ、いたほうがいい日は何日かある。それと、留守にするなら先に決めておきたい約束もあります。

見習いのころ現場に入っていた元大工のおさむが、工事の流れに沿って整理します。

立ち会いたい4つの場面【早見】

工事の期間が長くても短くても、家にいたほうがいい日は主に次の4つです。

立ち会いたい4つの場面。ずっと家にいなくていい。この日を先に決める。着工の日の朝は、範囲をその場で確かめる(養生・車の置き場・電気と水道・トイレ。ここで決めたことが残りの日の段取りになる)。壊して中が見えた日は、中の傷みを確かめる(追加工事の相談はこの日に出てくることがある。いられないなら写真と金額を見てから返事)。現場で決める日は、位置や高さを決める(コンセントの位置、棚の高さ、手すりの場所。工程表でその日がいつかを先に聞く)。工事が終わった日は、仕上がりを確かめる(気になるところはその場で伝える。手直しの段取りもその日に相談できる)。留守の日の約束は着工前に紙に残す。鍵・入っていい部屋・貴重品・連絡・追加工事・帰るとき。

① 着工の日の朝

最初の日は、工事の範囲をその場で指さして確かめる日です。どこまで養生するか、車はどこに停めるか、電気と水道はどこから取るか、トイレはどうするか。

ここで決めたことが、残りの日の段取りになります。1日目だけは、できれば家にいると、あとの留守がずっと楽になります。

電気と水道の決め方はリフォーム工事中の電気と水道は誰が払うに、トイレは工事中に職人へトイレを貸すかに書きました。

② 壊して、中が見えた日

床や壁をはがすと、見積もりの段階では見えなかった下地や配管の状態が分かります。傷みが見つかると、追加の工事の相談が出てくるのがこのタイミングです。

その場にいれば、傷んだところを自分の目で見て決められる。いられないなら、写真を撮って送ってもらい、金額を聞いてから返事をすると決めておきます。電話で「やっておきますね」と言われて、そのまま進むのが、あとで揉めるもとです。

追加の費用を告げられたときの受け答えはリフォームで追加費用を言われたらにまとめています。

③ 現場で決める細かいこと

コンセントの位置、棚の高さ、手すりをつける場所。図面だけでは決めきれず、壁ができてから「このへんでいいですか」と聞かれることがあります。

その日に誰もいないと、職人の判断で決まってしまう。どの日に何を決めるのかを、工程表で先に聞いておくと、その日だけ休みを取れます。

④ 工事が終わった日

仕上がりを確かめて、気になるところを伝える日です。ここで伝えれば、手直しの段取りをその場で相談できます。

引き渡しのあとで見つけた不満の伝え方はリフォームの仕上がりに不満に整理しました。

留守にするときに、先に決めておく約束

立ち会いの日以外を留守にするなら、着工前の打ち合わせで次のことを決めて、紙に残しておきます。

  • 鍵:誰が預かるのか、どこに置くのか、いつ返してもらうのか
  • 入っていい部屋:工事をしない部屋には入らない、と範囲を決める
  • 貴重品:現金や通帳、印鑑は、工事の前に別の場所へ移すか持ち出す
  • 連絡:困ったときに誰へ電話するか。その日の終わりに写真で様子を送ってもらえるか
  • 追加の工事:自分が了承するまでは進めない
  • 帰るとき:戸締まり、火の元、照明とエアコンの扱い

写真での報告は、してくれる会社もあれば、そういう段取りがない会社もあります。できるかどうかを契約の前に聞いておくのが確実です。

共働きや、家が遠いとき

平日にまとまって休めないなら、工程表をもらって、4つの場面の日だけ休みを取る形が現実的です。

その日も無理なら、家族に代わってもらうか、時間をずらせないか会社に相談します。実家など離れた家の工事なら、なおさら写真での報告と、追加工事を勝手に進めない約束が大事になります。

日程がずれたときの見分け方はリフォームの工期が遅れたら?に書きました。

よくある質問

トイレの交換のような短い工事でも、立ち会いは要りますか

短い工事でも、始まる前と終わったあとだけは家にいると安心です。始まる前に場所と範囲を確かめ、終わったら水を流して動作を見る。この2回を押さえておけば、あいだは任せやすくなります。

留守のあいだに物がなくなったら、どうすればいいですか

まず工事の会社へ連絡します。そのうえで、貴重品は最初から別の場所へ移しておくのが先です。

会社によっては、工事中の事故に備えた保険に入っていることがあります。入っているかどうかは、契約の前に聞いておくと確かです。

立ち会いの日に、どうしても休めません

家族に代わってもらうか、時間を朝や夕方にずらせないか会社に相談します。それも難しいなら、写真と電話で確かめて、その場で決めずに返事を翌日に回す、という決め方もできます。

まとめ|ずっといなくていい。いる日を先に決める

  • ずっと家にいなければならない、という法律の決まりはない(在宅をお願いする会社もあるので最初に聞く)
  • いたほうがいいのは、着工の日・壊して中が見えた日・現場で決める日・終わった日
  • 留守にするなら、鍵・入っていい部屋・貴重品・連絡・追加工事・帰るときの約束を紙に残す
  • 写真での報告ができるかは、契約の前に聞いておく

これから業者を選ぶなら、留守にする日が多いことを見積もりの段階で伝えて、連絡と報告の仕方を比べてください。

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