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「実家が空き家に。管理サービスって頼むべき?自分で通えばタダだよね?」
先に相場です。空き家管理サービスは月数千円〜1万円前後が中心帯。そして「自分で通えばタダ」は半分だけ正解で、遠方なら帰省の交通費のほうが高くつくことがよくあります。
元大工のおさむが、管理会社でも不動産屋でもない立場から、維持費の全体像と「頼む・自分でやる」の分岐を整理します。
維持費と管理の全体像【早見】

空き家の維持費|何もしなくても出ていくお金
- 固定資産税・都市計画税:最大の固定費。物件によって年数万〜数十万円
- 火災保険:空き家は住宅用のままでは補償されない場合があり、空き家向け契約は保険料も上がりがち。それでも無保険が一番危険です
- 電気・水道の基本料:管理のために生かしておくなら基本料が続きます
- 庭木・草刈り:夏場は数ヶ月でジャングル化し、ご近所トラブルの筆頭に
- 帰省の交通費:遠方ならここが一番大きいことも。往復1万円超×月1回なら、管理サービスより高い計算です
合計すると「何もしていない空き家」でも年10万円を超えるのが普通。この現実が、後述の「出口を決める」につながります。
管理サービスの中身と選び方
- 基本セットは月1回前後の巡回・換気・通水・郵便物整理・写真つき報告。月数千円〜1万円前後が中心帯です
- 選び方のポイント:①写真つき報告があるか ②通水までやるか(外から見るだけの巡回もある) ③台風後の臨時巡回の3つ
- 安く抑えたいなら自治体のシルバー人材センターや、市が紹介する協定業者も選択肢。市役所の空き家窓口で聞けます
自分でやる場合|月1回のチェックリスト
- 全部屋の窓を開けて30分換気(家の傷みは湿気から始まります)
- 全部の蛇口で1分通水:排水トラップの水切れ=悪臭・害虫の入口を防ぐ
- 天井のシミ・雨樋・床のふわつきを確認。見るポイントは実家が空き家になったらの記事の5点チェックを
- スマホで毎回同じ場所を撮影:変化に気づけるうえ、保険や業者相談の資料になります
いちばん大事なこと|管理は「つなぎ」
正直に言うと、管理は現状維持のコストであって、解決策ではありません。年10万円払い続けても家は少しずつ傷みます。だから管理と並行して、住む・貸す・売る・解体の4択を決めるのが本筋です。
- 直して貸す・住むなら:まず金額を知ると判断が速くなります(下の比較へ)
- 解体なら:市の補助金と代理受領を先に確認(解体費用が払えない時の記事)。税額が上がる条件は空き家の固定資産税は6倍になる?上がる条件と、上がる前にできることにまとめました
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(※空き家の状態を見て見積もりだけほしい、でも使えます)
よくある質問
管理を頼んでいれば「特定空家」に指定されませんか?
管理は有効な予防策ですが、保証ではありません。指定の基準は倒壊の危険や衛生状態など建物の状態そのものです。傷みが進んだ家は、管理より修繕・解体・売却の判断を。
電気と水道は止めてもいいですか?
水道は管理(通水)のために残すのが基本。電気は防犯灯や通電火災のリスクを考えて判断が分かれます。少なくとも使わない家電のプラグは抜いておくこと。
火災保険だけ入って管理はしない、はアリですか?
おすすめしません。管理されていない空き家は保険の引き受け自体を断られたり、支払いで揉めたりすることがあります。最低限の管理と保険はセットです。
管理を続けるか手放すかの分かれ目は、結局「いくらで売れるか」です。維持費を払い続ける前に、一度査定で今の価値を確かめておくと、続ける・手放すの判断がはっきりします。
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(※訳あり物件買取センターの対象は東京都の物件のみです。住宅ローンが残っている家は対象外。古い家や売りにくい家でも相談できます)
▶ 管理の前に家財を減らしたい方へ:物が残ったままだと管理も傷みの点検もしにくくなります。遺品整理110番(全国対応・見積もり無料の業者紹介)に相談できます。![]()
まとめ
- 空き家は何もしなくても年10万円超が出ていく
- 管理サービスは月数千円〜1万円前後。遠方なら交通費との比較で「頼む」が合理的なことも
- 自分でやるなら月1回の換気・通水・写真記録
- 管理は出口(住む・貸す・売る・解体)を決めるまでのつなぎ。本筋の判断から逃げない
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