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「実家や古い家の解体って、いくらかかるの?補助金はあるの?」
結論から言うと、木造30坪でおおよそ90〜150万円程度が目安。そして老朽化した空き家の解体には補助金を出す自治体が多いです。知らずに契約すると数十万円レベルで損をします。
この記事では、元大工で中立の立場のおさむが、家の解体費用の相場・内訳・補助金・安くするコツを正直にまとめます。
解体費用の相場(構造別の目安)
- 木造:坪あたり3〜5万円程度(30坪で90〜150万円前後)
- 鉄骨造:坪あたり5〜7万円程度
- RC(鉄筋コンクリート)造:坪あたり6〜8万円程度
※あくまで目安です。道が狭くて重機が入らない・隣家と近いなどの立地条件で大きく上がります。逆に条件が良ければ下がることもあります。
費用の内訳を知ると見積もりが読める

この費用早見表は、出典として本記事(リフォーム補助金・業者選びガイド)へのリンクを付けていただければ、ブログ・SNS・社内資料への転載を歓迎します。
「本体いくら」だけの見積もりは要注意。塀・庭木・物置などの付帯工事と、廃棄物の処分費で総額が大きく変わります。見積もりの見方の記事と同じで、内訳が細かい業者ほど信頼できます。
解体に使える補助金
- 老朽危険空き家の除却(解体)補助:多くの自治体にあり、上限20〜100万円程度の例があります
- 耐震性のない木造住宅の除却助成(建て替え前提の制度がある自治体も)
- いずれも工事前の申請が必須・先着順が基本。「市区町村名+解体 補助金」で公式サイトを確認してください
どんな制度が置かれているかは、県によってかなり違います。解体の補助金【2026】47都道府県まとめから自分の県の記事に進むと、近い市の形がつかめます。
解体前に知っておきたい注意点
- 更地にすると土地の固定資産税が上がることがある(住宅用地の軽減が外れるため)。解体のタイミングは税金とセットで検討を
- 一定規模の解体ではアスベストの事前調査が義務化されています。調査費・除去費も見込んでおく
- 家財(家具・家電)は自分で処分しておくと安くなる。業者任せだと処分費が上乗せされます(どこまで出すかの線引きは家の解体はどこまで片付けるかの記事へ)
安くする一番のコツは相見積もり
解体は業者による価格差がとくに大きい工事です。内訳のそろった見積もりを2〜3社から取り、付帯工事と処分費まで比べてください。
「解体して建て替えるか、リフォームで直すか」迷っている段階なら、先にリフォームと建て替えどっち?の記事を読んでから決めるのがおすすめです。
▶ 解体費の相見積もりを無料で取る:この記事の「安くするコツ」の実行部分です。解体工事比較ナビ(解体業者の一括見積もり・無料)で、内訳(本体・付帯・処分費)つきの見積もりを2〜3社そろえられます。
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補助を使うなら、業者を選ぶ順番が変わります
補助金を使う場合は、頼める業者が市内や町内の会社に限られることがあります。
全国の自治体が公開している空き家の支援制度を2026年9月9日に数えたところ、現役の除却の制度352件のうち44件で、市内・町内の業者に発注することが条件として読み取れました。北海道砂川市のように市内企業を使った場合だけ補助率が上がる設計や、福島県塙町のように解体工事業の登録を受けた町内業者に限るという書き方もあります。
順番はこうしてください。先に市町村の窓口で、補助に業者の条件があるかを聞く。条件があるなら、その条件を満たす会社の中で見積もりを比べます。条件が無ければ、範囲を広げて比べたほうが下がります。先に業者を決めてしまうと、補助が使えなくなることがあります。
先着とは限りません|抽選・危険度順の市があります
解体の補助というと「早い者勝ちだから急がないと」と考えがちですが、受け付け方は市町村で3つに分かれます。ここを取り違えると、急ぐ必要のないところで慌てたり、逆に間に合うと思って出し遅れたりします。
- 先着順:いちばん多い形。予算が無くなり次第、年度の途中でも終わります
- 抽選:申込が予算を超えたら抽選で決まります。早く出しても有利にはなりません
- 危険度や老朽度の順:家の傷み具合で優先順位が決まります。早さより、市の判定のほうが効きます
実際の例を挙げます。うちが公式で確かめた範囲では、香川県の高松市と坂出市(旧耐震の枠)、福島県喜多方市、高知県四万十市、滋賀県東近江市が抽選と公式に書いていました。一方で香川県の丸亀市は評定値の順、三豊市とさぬき市は老朽度の高い順、高知県の室戸市・南国市・須崎市・土佐清水市は危険度で優先順位を付けています。同じ県の中でも市によって違います。
香川県高松市のように、「予算を超える申込があった場合は抽選、超えない場合は先着順」と二段構えで書いている市もあります。滋賀県東近江市は事前登録の期間があり、令和8年度は4月1日から4月24日までに登録して5月8日に抽選会でした。抽選の市は、申込の期間そのものが短いことがあります。
確かめ方は簡単です。市のページで「先着」「抽選」「優先順位」のどれが書いてあるかを探す。どれも書いていなければ、窓口で「受付は先着ですか、抽選ですか」と聞いてください。抽選なら急いでも意味がないので、そのぶん見積もりを丁寧に取れます。
よくある質問
解体費用が払えないときは?
自治体の補助金のほか、解体費用向けのローンを扱う金融機関もあります。老朽危険空き家なら、まず市役所に相談してみてください。
解体の見積もりで気をつけることは?
「一式」ばかりの見積もりは中身が見えません。本体・付帯・処分費・諸費用が分かれているかを確認し、現地を見ずに出された金額はうのみにしないことです。
まとめ
- 木造30坪で90〜150万円程度が目安。立地条件で大きく変わる
- 老朽空き家の解体補助がある自治体は多い。工事前申請・先着順
- 更地化で固定資産税が上がる場合がある。タイミングは税金とセットで
- 内訳のそろった相見積もりで2〜3社比較が鉄則
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